by masak0521
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2008年 05月 25日
マーチン購入でアコギ付いてる中、ウチのわりかし近所でハンドクラフトギターフェスなるものが開かれると知りいそいそとチャリをこぎながら行ってまいりました。
いわゆる『ルシアーもの』と呼ばれる国内の個人製作家のアコギを中心とした展示会ってな感じです。 午後から用事があったんで開始直後の11時頃に行ったんですが、思いの他人が多い。。。この手のジャンルの密かな人気を知りましたね。 WEB上なんかで評判がいい夢弦堂、SUMI工房なんてメーカーのギターをまとめて弾ける機会はそうないんで楽しかったですね。 あくまで『展示会』ってなノリなんで”購入”を意識しているわけではないんで、たっかいギターも気楽に弾けますし(苦笑)。 あと材を売ってるお店は普段見ることがないんでオモロい。 まるでダイソーのような袋に入ったピックガードにウケました。 『ザ・タイマイシリーズ』というネーミングが素晴らしい(笑)。 展示ギターの中で中で一番ガッツリ来たのがアコースティックワールドのD-28復刻企画モデル。 弾いた瞬間思わず『うわ~~』って声出たっす、ストロークした時に低音源がバーンと前に出てくる感覚が素晴らしすぎ、他のギターがフィンガーピッキング主体のモデルが多いだけにマーチン系の良さが余計際立ってました。 実は『40万位だったら真剣に考えるなぁ。。。』とかちょっと思ったんですが、恐る恐る値段を聞いたら。。。 ひゃっくまんえ~~ん まぁ。。。ある意味。。。良かったね。。。苦笑。 ぶっちゃけると100万だったら本家マーティンのヴィンテージかGE(ゴールデンエラ)とかのカスタムものを買うよなぁ、という感じも。 興味深かったのが、この100万モデルはもはや”幻の材”と化し名前が一人歩きしている感のある『ハカランダ』が使用されているんですが、その他は同じ仕様でバック材が通常のローズウッドのモデル(それでも75万)と弾き比べたんですよ。 僕はこの手のギター界の眉唾話は大っ嫌いでして、このハカ信仰も希少性だけでサウンドから来るものではないと考えていたんですが、実はそーでもないな。。。と。 ハカランダモデルの方が明らかに低音に深みがある感じを受けました、これは多分ある程度経験のある人ならハッキリと分かるレベル。 その他の作り、パーツ、年式も等しいことを考えるとその主要因はバック材の差なんでしょう、と、価格を考えたら通常ローズも最高級グレードだろうしそうなると”ハカランダの音”というのはあながち信仰的なもんだけじゃないのかな、と。 これは非常にいい経験でした。 とはいえ最近のハカ使用のギター価格はちょっと。。。ですけどね(汗)。 あと(写真取るのを忘れたんですが)、愛知のひらまつギターってのは面白かったですね、元々クラシックギターの製作家さんってコトで、独特の響きと弾きやすさが好印象でした、ルシアーにしたら値段もそこまで高くなかったですし。 他のギターはねぇ。。。色々弾いたんですけど。。。正直ちょっと。。。もちろんどこも悪くは無いんですが。。。。 エレキやエフェクター関係が国産に特化しているのに、所有アコギはマーティンとラリビーというのからも分かるんですがどーもね、国産アコギのバタ臭さというかハッキリ言うとルックスのダサさを受け付けないんですよね。 あと国産ルシアーものは総じて性能と所有ステイタスに対するコストパフォーマンスが高いとはいえない気がするんですよ。 もちろんそれだけの手間がかかるんでしょうが、ベーシックの仕様で40万~とかだったりするとだったらマーティンのカスタムかコリングスとかメリルあたりの海外人気メーカーを選択するよなぁ、という感じ。 エレキの国産コンポのコストパフォーマンスの高さからすると僕的にはちょっと手を出す気が起きる感じではないです。 しかも中には僕の素人耳で聞いても明らかに『この値段でこんなもんなの』というとこもあったし。。。 なんというか『材料とか製法にこだわりまくってて、”ウチの作り方はこんなに凄い”という張り紙がたくさんしてあるんだけど、味がマズいラーメン屋』って感じです。 値段を加味した上でのトータルなバランス、味としてバーミヤンの方が上ですがな、という(笑) あとしょーじきこの場の空気が。。。馴染めない。。。 基本的にこのルシアーモノのターゲットは『お金があるオジサマ』なわけですよ、そうすっとアタシャなんて”顧客対象外”という扱いを受けるんですな。 まぁどの工房もそんなビンボー人オーラ丸出しの僕に対しても優しく試奏を薦めてくれるんですが、中には常連とか取材関係者と思われる人と話し込んで明らかにウザそうに対応されたり、『若造にこのギターの良さはわからねぇ』的な上から目線の説明を受けたりといったこともあり。。。 ここもラーメン屋と同じなんですけど、こういう業界にたまにいる『頑固』を勘違いした職人肌風な”ただの性格の悪いオッサン”は僕の一番嫌いな人種なんでちょっと滅入りました。。。。 まぁちょっと僕にはまだ早すぎる世界なのかな、、、と(笑)。 実際クルーズはもちろん、アストリアスとかティアーズあたりの手の出る価格帯のブースは居やすかったし。 あとですね。。。学生の勉強と生徒の募集を兼ねてギター製作の学校が出展してたんですが。。。 某F社(『Fんだー』じゃなくて『Fなんです』の方ね、笑)のスクールよ。。。 ギターの作り方の前に社会人としての態度を教えろ!!!! ブースにいる人の態度が酷い。。酷すぎる。。。 学生と思われる方々、ひたすら展示品のギターを弾きまくり来客に対しては無関心、何もせず座ってるだけ、んでもって教員と思われるオッサンはそれに対し何も注意せず関係者と思わしき人と談笑。。。 そこにいる全員が展示品である生徒の作品をみている客に声ひとつかけず無視。。。 間違いなくこんな思考でまともなギターが出来るわけが無いし、こんなやつが作ったギターを絶対に弾きたくないっすな。 歳取ると発言がオッサンっぽくなって嫌ですなぁ。。。苦笑。 ちなみに意外といってはなんですがもうひとつの大手ESPのブースは感じが良かったです(笑) あと、こういう学校の生徒が作ったギターをネタ半分に弾いたんだけど、アコギってのはいかに造りが大事かということを痛感しましたね。 ビックリするくらいに鳴らない。。。 まぁ学生のみなさんはこれから経験をつんでいい製作者になってほしいですな(と無理やり前向きにまとめてみる、苦笑)。 色々書いてしまいましたが、普段触れる機会の無い珍しいメーカーに触れたり、高いギターをたくさん弾ける機会としては面白いイベントだと感じました。
by masak0521
| 2008-05-25 00:58
| ギター・機材
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