やっと見終えました、
タイガー&ドラゴン
見れたり見れなかったりはヤだったんで、録画した物をまとめてみようと3話くらいから決めてたんで、なんだかんだ見終わるのは放送終わってからだいぶたった後だったんですが。
死ぬほど面白かったです。
そもそも全話をしっかり見た連ドラってむかーしの大河ドラマ(伊達正宗とか西郷隆盛とかのころ、笑)と
振り返れば奴がいる位だったりする位、ドラマ見続けるのが苦手なんですが。
このタイガー&ドラゴンはスペシャルの2時間を見て以来絶対見ねばというものでしたね。
俗に言う”クドカン作品”です。
それまでも『木更津キャッツアイ』とか見てて面白いんだけど、なんつーかどこか感情移入しきれないとこがあって、『ファン』とまではいけなかったんだけど、これは完璧にハマりました。
あと落語は元々好きだったんで、その辺のとっつきやすさはあったんですが。
変に評論家ぶるのもヤなんですが、『メジャー感』と『マイナー/サブカル感』のバランスの良さですな。
あとはぜーんぜんジャンルが違う新旧各分野、街のステレオタイプを見事に融合させてるとこは凄いな、と。
『浅草』『裏原宿』『新宿』『大阪』『青森』っていう、”いかにもの典型”な土地柄が軸となってたり、『落語家』『ヤクザ』『服屋』『バスガイド』『汚れ芸人』等極端な職業が同居してるとことかホントよく出来てる。
んで、一番凄いのは
そういう分析に入る前に面白いとこ。
基本”笑い”で”泣き”が入るっていう、それが”落語そのもの”である事も含めて見事だなー、と。
見てない人はレンタルしてでも見てみてください、マジでオススメです。