by masak0521
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2005年 06月 08日
キーボも買ったし、最近ちょっと曲作りなるものを再開してるんですが。
別に偉そうなもんじゃないんだけど・・・、まぁ学生の頃やってたバンドではチョコチョコ書いてはいたので、自分の気分的に”再開”(笑)。 でも、この間の経験で『いい曲を判断する』能力はそれなりに上がってるんだけど、曲作り自体はやってないから『いい曲を書く能力』は上がっていないので、自分の書く曲を”いい曲”と全く感じず・・・、の無限ループでものすげー自己嫌悪に陥るだけだったりもする(涙)。 これは失敗だったな~~、発表するしないは別として少しは書いて置けばよかったと後悔・・・、んーーむ。 音楽に限らず、絵でも演劇でもそれが”表現”の意味を成す瞬間というのはその伝達する情報量が『直に話す』ことを越えた時であると思う。 分かりやすい例だと、失恋したとか近しい人が亡くなったとか凄く悲しいことがあったとして、知らない人にその出来事を直にしゃべった場合と、その出来事について書いた歌を歌った場合で『直にしゃべった時より歌った時の方が相手の心を動かした』場合に初めてその歌が意味を持つ瞬間であると思う。 逆に言うと直に話した方が伝わるんだったらその歌はまだ作品としての体を成していない。 よくMCで『●●の事を歌った歌です』と紹介してから曲やる人がいるけど、あれ聞いている側の感情移入をさせやすくする方法としては効率がいいんだろうけど俺はあんまり好きじゃない。 タネ明かしされた手品を見せられてるような気分になる。 それに極端な話、作者が凄く悲しい気持ちで書いた曲を、聞き手が『凄く楽しい曲』と取ってしまうこともあって、そういう書き手と聴き手の思惑のギャップってのも音楽の面白みのひとつなんだけどその部分を根こそぎ奪っちゃうのね。 『死んだ親友の事を歌った歌です』『失恋してすごーく辛い時に書いた曲で』とか言われてから歌いだされるとしょーじき押し付けがましい気がして引く。 その後の歌が相当いい曲じゃない限り聞いてる側にしたら白けた気分のままライブ終わるね。 曲のエピソード紹介は、せめて歌い終わってからやるべきだと思いますな。
by masak0521
| 2005-06-08 10:02
| バンド・音楽全般
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