スラムダンクの単行本が一億冊を超えたらしい・・・。
国民ひとり一冊、スゲェ・・・。
その記念で今なんかの雑誌(タイトル忘れた)に
『スラムダンク、その10日後』って話を井上雄彦がある学校の黒板23枚にチョークで書いたのが乗ってる。
話自体はまぁ大したもんじゃないんだけど、それでも感慨を受ける。
あと、全国紙6紙に全部広告出したのね。
しかも人が全部違って、赤木、桜木、流川、宮城、三井、小暮がそれぞれ一面にデカデカと描かれてるという。
とりあえず
小暮がいるのが嬉しいね~~。
マイベストキャラであり、俺的スラムダンクのベストシーンは23巻の陵南戦で小暮が試合を決めた3ポイントシュートですから、結構共感する人多いよ。
スポーツマンガのこういう
凡人代表みたいなキャラが大好きである。
んで、そのキャラがストーリー通して1度だけもらう
”主役”の回ってのはサイコーなわけです。
『はじめの一歩』でいうと
木村であり、
木村 VS 間柴戦、これはまたの機会に。
才能が特出するでなく、人並み以上の努力はしてるけど限界まで突っ込んでるって感じではなく、でもやはり
”頑張ってる”というその辺に望まずも感情移入するんでしょう。
あと作者も小暮を大切にし、敬意を払ってるのが嬉しい。
通して読んでると、小暮が抜かれたりブロックされたりするのが描かれてるのは魚住、牧といった同級生だけで決して年下の仙道、沢北あたりに無様に抜かれるようなシーンは無いのね。
他にも、桜木が唯一”君”付けで呼んでたり、清田相手に頭脳プレーでチャンスを作ったり、見せ場が無いように見える山王戦でも、流川と交代した状態で前半リードして終わるのに貢献してたりするわけで。
こういう細かい気配りってのが読み手に感情移入させる重大な要素なんだろうなぁ、と思いますな。