■Martin D-35 1978年製
MY楽器紹介をまとめようかと。
第一弾はメインのアコギであるマーチンD-35(1978年製)。
去年、三十路を迎えるにあたり
『自分と同じ歳のギターが欲しい』と探して買った一本。
ちなみにファーストマーチン。
買った時は”記念モノ”の意味合いが強かったが、後にフーチーズでナット交換&セットアップを施してもらったらビックリするくらい音も弾きやすさも向上する。
今は抜けたが所属していたバンドでインディーズから発売になったアルバムでもほぼ全編で使用。
現在制作中の『あずさと関くん』の音源でもほとんどこれ。
僕の好みからいくともう少し弦高が低い方が弾きやすいんだけど、メンテしてくれるリペアマンさんとの話し合いの結果、現在の弦高で落ち着く。
実際、1回低めにセットアップしてもらったんだけど音がつまらないんだよね。
リペアマンさんいわく『この頃のギターは今みたいにペタペタで弾くことを想定してないから、ある程度弦高を保たないと、ハリのある音が出ない』とのこと。
実際に何パターンか試したんだけど、確かに高めの方が明らかに奇麗に響く。
とはいえ”音色的に理想”とした高さだとどーしても高い気がしてしまうので、リペアマンさんがいう”音色的なツボ”と、僕の”弾きやすいツボ”の中間を探りながらセットアップ。
結果、音のハリも残しつつ、弾いていてストレスを感じない弦高を見出し、楽器としてまさに”
僕仕様”となる、『楽器が育つ』というのをまさに体感。
お店で買ったわけじゃないのに、ここまでじっくりセットアップに付き合ってくれたフーチーズのスタッフに心から感謝。
”絶対に売らない1本”
です。
本当はライブでも使いたいんだけど、コンディションとマイクの穴を開けたくないんで考え中。