by masak0521
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2008年 10月 26日
恒例楽器フェス&プレミアムギターショーへ池袋サンシャインへ。
まず前回同様、楽器フェスの方の盛り上がりには欠けるなー、と。 もうね、ローランド&ヤマハ展示会でいいんじゃない、って感じ。 んでもって各ブースに全然個性が感じられない。。。もう毎回一緒なんで、外から雰囲気を見ただけで中覗かなくていいかーみたいな気分になる。 まぁ、BOSSのブースで学生らに混じって試奏しようとかいう気にならないという僕の老けっぷりもいけないんですけど(苦笑)。 その中でやっぱりMVPは『ケロミン』ですね。 もうこういうのに全力傾けちゃう人大好き、んでムダに凝った作りが素敵過ぎ♪♪。 やっぱりこういう個性的なブースがもっとあっていいと思います、『こんなんあるのー』的驚きがやっぱり表現の原点だと思うし。 んで、とりあえずデモ演といえば矢掘でお馴染み矢掘孝一(G)氏と、日本を代表するジャズプレイヤーを父に持ち、日本を代表する楽器ビルダーを兄に持ち、ジャコ・パストリアスを師とする、日本音楽界のサラブレッド中のサラブレッド、日野賢二(B)氏による『V-Guitar & V-Bassスペシャル・バトル』を見に。 まぁ、この手のデモ演は『あくまでデモ、タダで見れたらお得』という気分で見ると楽しめますね。 シンセとエフェクターの中間みたいな感じで、色々なことが出来るローランドのV-SYSTEMの解説とそれを使ったデモライブなんですが。 長年の使用で使い方を熟知している矢掘氏はともかく、日野氏が接触トラブル起こすは踏み変えのタイミングを間違えるわで、トップの人がその操作性に疑問を持たせちゃまずいだろ??とツッコむことに。。。汗 あとデモライブでは、矢掘氏がギターにオクターブ下の音を加えてベースラインを引き、日野氏がベースにオクターブ上の音にディストーションを加えた音でギターっぽいソロを取るという”デモ中のデモ”ともいうべき演奏にウケました、こういうアホアホな試み決して嫌いじゃないっす(笑) とはいえ一番感動したのが、『日野氏がフツーのベース音色でファンキーなベースラインを弾き、矢掘氏がフツーのギター音色でソロを取ってる時』だったのは、ちょっと複雑な感じでしたね。。。苦笑。 まぁ、デモ演奏にしてはデモデモしてないライブ感があったのは良かったです。 んでやっぱメインは『プレミアムギターショー』の方に。 何はともあれフーチーズのブース、やばい新製品が。。。。 僕がオーダーしたソリューションⅡの後継機、ソリューションⅢ まず写真では分かりづらいですが、”色”が素晴らしい。 クラプトンモデルなんかで使われるメルセデスブルーの青みを強くした感じというか、オリジナルカラーらしいんですが、この色がカッコ良すぎ!!。 マジで一目ぼれ、実際これを試奏してる人が一番多かったし。 長年楽器を見ていると”初めて”のものを見ると反応するんですよ、そういう意味でこのオリジナルカラーだけで『流石クルーズ』と改めて感動。 あとこのab's、ソリューション等で使われてるこのボディーシェイプが大好きなんですよ、ストラトでもレスポールでもなく、かつシンプルでオリジナリティーとセンスがある。 まぁ、音・操作性は言うまでも無くのクルーズ品質(笑)。 特筆ポイントとしては初の試みというジェームスタイラー製のピックアップが乗ってるとこですね、歪ませて弾くと確かにそこはかとないタイラー臭があります。 やっぱこのメーカー好きだわー、この色・仕様ベースでちょっと自分好みにいじったギターを作ろうかなー、とか真剣に検討してみたりしてます。 是非明日行かれる方、フーチーズに行かれる方はチェックしてみてください。 あとはなー、しょーじき毎回変化なしというか。。。ん。。。まぁひと通り回ってもこうグッと来る感じがなー、薄いね。。。。 去年の”ピックすくい”に続きフーチーズのブースはコーヒーメーカー置いてお客に無料でコーヒー出してたりしたんですけど、そういう”お祭り感”、”来てよかった感”みたいなのにもっと各楽器店が協力して盛り上げる必要を感じますね。 そして僕的、今回の目玉は『プレミアムオークション』 我らが吉岡社長が、今年もタキシード姿で司会をつとめます(笑) 去年はちょっと気合のベクトルを間違えた感があり、各楽器店が50万オーバーとかの楽器を出してきて買い手が付かないのが続出するというちょっと寒い事態が起こってたんですが、今年は見直したのか、各楽器店最高金額を10万くらいに抑えて参加しやすい商品になってましたね。 とりあえず、完全に事務所に転がってたマーティンノベルティーを処理しに来ていた(苦笑)、『黒沢楽器』。 勢いで『ローレンス・ジュバーサイン入りクリアファイル』を落札、100円(笑)。 ローレンス・ジュバーさんってのが何者かと言うと、なんと『ポールマッカトニー・ウイングス』の最後のギタリスト。 というわけで、ポールの隣でギターを弾き、握手したりハグ位はしたであろう手で書いたサイン、軽く間接キス気分(笑)。 お守り代わりにという意味でも100円ならお得かと。 んで、今回『これは落とすぞ』と気合を入れてきたのが、我らがフーチーズ出品の『Crossroads Guitar Auction カタログ』 あのブラッキーが出品されたクリスティーズのギターオークションのカタログです、MAX出せるという金額より安く落とせましたね、とはいえこの日一番の競り合いになった商品です、ネットじゃなく直の”競り”って初めて参加したけどこれ熱くなるわー。 とはいえ買値はいわゆる市場価格よりも割安で収まってたしひと安心。 この本、中を見ると写真だけで幸せになれる一冊、これから価値も出てくる本だしこれはいい買い物でしたね。 といった感じで、小物やエフェクター関係は盛り上がるんですが、やっぱり10万オーバーのギター本体は皆さん二の足を踏みます、落札者無しが続出。 まぁ試奏もせずに高いギターを買うなんてやっぱある意味じゃ愚考ですし。。。そんなバカなことをするヤツが。。。 いた ここに てなわけで60年代製グレッチジェントルマン、 ヴィンテージギターショップとしては日本では代名詞的なNANCYさんの一品を完全に勢いで落札。 まぁ最近”原点回帰”というかビートルズ熱が来てるところで、同じ歳のマーチンを買って以来興味がヴィンテージ方向に向いていて、かつ60年代のフェンギブは無理なところで”その次”に来るであろうグレッチ、それもジョージ使用とほぼ同年代のカントリージェントルマン、それが現実的に手が出る値段で目の前に。 ちょっとカッコつけると”ギターに呼ばれた”感覚。 ちなみに『生まれて初めてグレッチ弾いた』んですけど(爆)、自分とは最も縁遠いブランドのひとつと思ってたんで。 とはいえNANCYの社長と一緒に撮ってもらった記念写真みると我ながらまんざらでもない。 んでしょーじき”音”に期待はしてなかったとこもあったんだけど、これが惚れ惚れするような音色、やっぱり『年月』がもたらす音というのはあります、絶対に。 あと、自身のライブではン百万というヴィンテージギターを惜しげもなく使用することで有名なNANCYの社長、特価のヴィンテージギターとはいえあくまで『弾くもの』としてセットアップされているのでヒジョーに弾きやすい。 あとNANCYの社長に顔を覚えてもらえたという意味だけでもこの買い物はアリだったな、と(笑)。 ついでにコイツはブリッジのみオリジナルじゃないとのことなんで、オリジナルのパーツが見つかったら連絡を下さいという依頼もしておく。 ビートルズのコピーバンドとかやりたくなりますね。 これで一応60~2000年代までの全ギターを所有してることになったぞ、あとは50年代か(爆)。 ちなみに、今回のオークションでおそらく僕『最高入札参加数・最高落札数・最高落札金額』の三冠王です(爆)。 ここ僕の脳内だけでかなりの満足感&優越感を得ております。。。 三十路超えてなんか怖いもの無しになってきた自分がちょっと怖いです(汗)。 てなわけで今回の楽器フェア、存外に楽しみ&収穫がありました☆☆ 明日(もう今日か??)行かれる方は楽しんできてくださーい。 CrewsブースでCDと絵本の販売をしていたWAIPのklammyさんとタキシード姿の吉岡社長との記念撮影♪♪、心なしか僕がklammyさんに寄ってるのは男の性か(笑)。 しかしklammyさんは”キュート”という言葉がホントピッタリとくる女性ですね、やっぱ人間性は音に出ます。 しかしこの画だと3人の関係性が全く見えませんな。。。 左から『SAX奏者、ただのギターオタク、楽器メーカーの社長』です(笑)
by masak0521
| 2008-10-26 03:38
| バンド・音楽全般
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Comments(5)
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ます
at 2008-10-26 18:09
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さすがせきさん!俺達にはできないことをすんなりとやってのける!
そこに痺れる憧れるゥ!
0
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by
masak0521 at 2008-10-26 21:39
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by
ハリー
at 2008-10-27 01:31
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私もギターショー行ってました。
オークションには去年の例もあり参加しなかったのですが 今年は良かったみたいですね、なんとなく悔しいです。 ビンテージギターの魅力にとりつかれたのですね。 きっともう私みたいに後戻りできませんよ(笑) NANCYの社長さんのCDとかいかがですか? 歌が邪魔にかんじますがビンテージギターの音が楽しめます。 50年代のギターとなるとやはりギブソンがおすすめです。 60年代以降とは何かがまるで違う感じなのですよ。 ジュニアを所有しているのですが、 ヒスコレのレスポールよりも音が太いです。 グレッチ落札おめでとうございます。 お値段はおいくらだったのでしょうか。 状態もとても良さそうですね。 テネシアンを昔所有していたのですが、 グレッチは思った以上に状態をキープするのが難しく 手放してしまいました。 グレッチはグレッチにしか出せない音がやはり魅力ですよね。 山野楽器のブースには行かれましたか? 歪ペダルの国内最高峰シゲモリが出展していたのですが、 今回で一番おもしろい、すごいと思った音でしたよ。 10万超える値段もすごすぎでしたけど(笑)
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chiken
at 2008-10-27 02:34
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もうすでに「ただの」ギターオタクではないでしょうね(笑
より楽器に触れる立場にいるにもかかわらず最近低迷気味な僕としては見習わなければ…(笑
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masak0521 at 2008-10-27 20:43
>ハリーさん
いや、まぁ50年代は冗談です。。。苦笑 まぁいつかそういう機会があればいいなぁ、みたいな☆☆ ヴィンテージは手ごろな値段でピンとくる出物があればって感じですね。 ペダルに5万以上は出せねっす。。。。汗 社長CDは噂には聞いてますけど、買おうとまでは。。。 >chiken さん 『そこそこお金をつぎ込んだ』ギターオタクです(笑)。 僕の場合最近ちょっと自分的にヤバさを感じております。。。汗。 まぁヴィンテージギターはある程度資産的感覚もあるんでそれはそれでいいのかな、と。
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