by masak0521
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2023年 01月 12日
それはもちろん…”音” 新品・中古にかぎらず、楽器選びの盲点といいましょうか…「これを理解しておかないとガセを掴まされる可能性大」という大きなポイントがあります、それは… 楽器の価格を決めるのに“音の良さ”は関与しない ということ。 同仕様のAとBのモデルがあって「音がいいからAは3万円アップ」とは絶対になりません。 楽器の値段を決めるのは仕様(材料のグレード)、ブランド、人気、年代…など様々な要素が絡みますが、そこに『音』は関与しないのです。 逆の視点で見れば、これを理解していれば“安くて音の良い楽器を探すことは可能”ということになります。 で、先述のように購入したO-18Kが他モデルに比べて安価な理由が、サウンドとは無関係の部分がほとんどなのですね。 コア材のサウンド特性に好みが分かれるというのはありますが、この辺は後で詳しく書いていきますが『好み』を超えた圧倒的な『質・格』に圧倒されるサウンドのため問題になりません。 同年代・同クラスの18、28系の楽器と比較した際に、そこにあるのは「音色の好みの差」であり「音のクオリティの差」はないわけです(でも価格差は数倍という)。 ※YouTubeで外国の楽器屋が同年製のO-18KとノーマルO-18を比較しているタイムリーな動画がありました。 そりゃ本音で言えばもちろんスプルース/ローズ仕様のモデルが欲しいですが『この年代で28系の楽器が欲しい』と思っても、宝くじが当たらない限り不可能なので諦めもつきますw この文言「ネックが弱いんじゃないか…」「テンションがベロベロで弾きにくいんじゃないか…」などとメチャクチャ不安になるのですが(僕もそうでした)、実際に弾いてみるとマーチンOサイズに関してはエクストラライトゲージで何の不満も感じないと思います(この考察はサウンドの項でじっくりと)。 #
by masak0521
| 2023-01-12 10:52
| 夢のプリウォーマーチン
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2023年 01月 12日
現在のマーチンの感覚だと「O⇒OO⇒OOO」と”オー”が増えるにつれ大きくなるので、いわゆる“シングルオー”と呼ばれるこのサイズはミニギター的に扱われますが、実は古いマーチンの型番で採番されていた「2-XX、1-XX」といったモデル名は5で始まり“数字が小さくなるにつれてボディサイズが大きくなる”という謎仕様で、この「O(オー)」は本来「0(ゼロ)」であり“最大サイズ”の楽器を表す型番でした。
仕様変更はあれどシングルオーモデルはずっと作られ続けてますし、特にO-18は最近(確か2017年)に、レギュラーラインの製品として返り咲いたりもしています。 また、ご存じのようにこの「12フレットジョイント・スロテッドヘッドのひょうたん型スモールサイズギター」は一定のファンがいてマーチンに限らず他社でも作られているモデルです。 この「現在も作られ、愛好家がいるモデル」というのも重要なポイントです。 安い理由は「K」 と、いうわけで現在も残るO-18。 少しマーチンに詳しい人だと「18」という名前を聞くと定番機種D-18でお馴染み「スプルース/マホガニー」の仕様を思い浮かべると思います。 実際この仕様のプリウォーO-18もあるのですが…こちらは…”値段の桁が跳ね上がります”。 ちなみにこれが28モデルになると200万を超えてくるラインになります… この辺は言い尽くされているのでざっくり割愛しますが、定番仕様のモデルだけに人気が高く、18は「トップ:アディロンダック」、さらに28になるとそこに「バック:ハカランダ」というキラーワードが付与されるためギュンギュン右肩が上がっていきます…苦笑 では何故O-18Kと「K」が付くと安くなるか?そこに迫っていきましょう。 この「K」は使用材である「コア」を示します。 このコア材はハワイ原産で知られ、どちらかというとウクレレで多く使用されるイメージです。 肉に例えればローズやマホを牛、豚としたら、コアは“羊”あたりのイメージかとw 「ジビエまではいかないけど、通常食卓に並ぶことはあまりなく若干クセがある」そんな感じです。 サウンド的には一般的には「硬いカラッとした音」とされ、好みが分かれると言われます。 ちなみに現在、ハワイ島原産の「ハワイアンコア」はハカランダやホンジュラスマホガニーなどと同様に希少材としてしられ、オーダーした時のアップチャージもかなり高いはずです。 そもそも当時の定価でもノーマルのO-18よりもO-18Kの方が少し高いです。 なのに何故本来ノーマル18より上位に位置するO-18Kが安いのか… まぁ一言でいえば… “人気がない” …と…苦笑
特に湿度のある音を好む日本では乾いた音が特徴のコア材のギターはあまり人気がないと聞いたことがあります、実際このモデルはアメリカの方がずっと高額で取引されています(もっとも、ヴィンテージマーチンに関してはかなり前から全体的にアメリカの方が高いですが)。 さらにこの楽器…“メッチャ沢山作られてる”という… それに伴いハワイアンコアのギターが人気になり、コア材のギターを大量に作ったそうです。 マーチンは当時から生産管理が尋常じゃなくきっちりしていてデータがあり、調べてみるとこのモデルは1918-1935年の間に計3,132本作られた記録があります。 おそらくこの時期に最大数作られたモデルで当然残存する本数も多く、そもそもの希少性が他のモデルより圧倒的に低いわけです。
その他、29年に内部構造が見直され現在の「ライトゲージ」にあたる弦の使用が公式に可能とされるのと、D-45、OM-45のオリジナルなど伝説級アイテムが30年代に集中するため、いわゆる“ゴールデンエラ(黄金期)”とされる30年代の楽器に比べ20年代は若干値が下がる傾向があります。 でも…同じ系統のオールコアボディの場合、マーチンご本尊が「OOO-28K オーセンティック1921」と1921年モデルをリファレンスに使っているので、コアモデルのゴールデンエラは20年代だろ!と主張したくなりますw というわけで、まとめるとこのO-18Kが他のモデルに比べて安い理由は以下となります ・日本でコアのギター人気はイマイチ さて…これ見てお気づきになられる方も多いと思いますが、これらのポイントはギターとして“最も重要な部分”には関係のない理由なのです。 長くなったのでここでいったん締めます…【続】 #
by masak0521
| 2023-01-12 10:40
| 夢のプリウォーマーチン
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2023年 01月 12日
それらは主に下記のモデルとなります ・「2-XX」「1-XX」などの型番で現在はラインナップされていないモデル 基本的に最初にプリウォーギター全体で探した時と同じ感じです。 「今使うギター」として成立していることは大事なんですね(人気モデルはクラプトンやジョンメイヤーなどのアイコンが使っているなど理由ももちろんあります) とはいえマーチンブランドとなると、これらでも現在30万以上するのですが、他のギブソンモデルなどと同様に“弾くもの”として有効に使える用途は限定されると感じます。 2番台、1番台はギリいけそうな気がしますが…現行のマーチンやテイラーなどの楽器に親しんでいる場合、メインギターとして使うにはボリューム感・弾き心地共に物足りなさを感じる気がします。
ちなみにしっかりとしたショップは「戦争中:ウォータイム」、「戦後:プリウォー仕様の46年モデル」などと分けて表記しています。
実際調べてみれば分かりますが、個人売買や極端に状態が悪い、オリジナル性が著しく欠けるなどの理由がない限り、現在もラインナップがあるモデルで手が出るプリウォーマーチンはこのO-18Kと、他にはO-17、00-15などのマホガニー系の楽器、先述の戦争前後40年代のOO-18、OO-21(この辺りなると状態はかなり妥協が必要です)などごく限られたモデルになります。 その中で常に市場に2~3本あり、状態や価格などで選択の余地があるモデルはこのO-18Kだけだと思います。 ということで、次回はこのモデル・O-18Kの詳細に迫ります…【続】 #
by masak0521
| 2023-01-12 10:35
| 夢のプリウォーマーチン
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2023年 01月 12日
そもそもですね…この脳内イベント、僕の頭の中では…プリウォーに“続く”ワードを見て見ぬふりをしてストッパーをかけていたのです。 そのワードとはもちろん… “マーチン” ”Martin”
それはコリングス、グレーベン、サンタクルーズ、メリル...など、アコギ界の名ルシアーや高級ブランドのトップが口を揃えて『戦前のマーチンが最高』と称し、自社製品のリファレンスとして用いていることからも分かります。 と、いうかですね… ご本家・マーチン社自らがその年代を「ゴールデンエラ期(黄金期)」とし、30年代の自社製品を“最高傑作”と認定しトレースした再現モデルを自社のトップラインである「オーセンティック(本物)」シリーズとして展開しているわけで。 こういうこと言うと”自称識者・上級者・マニアの方がヤイヤヤイヤ言ってきたりしますが…ワタクシとしては全面的にではないにしろ、どこぞの馬の骨とも分からない自称上級者の持論よりもコリングスさんやグレーベンさん、マーチン社幹部の意見を信用します…苦笑 ただ…現状でプリウォーマーチンはほとんどが一般的に購入できる価格帯を超えていて、かつ最近では投資対象やコレクターアイテムの意味合いも大きくなってしまい、それが故に“眉唾物の伝説”的な臭いもしてしまっている側面もあります。
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by masak0521
| 2023-01-12 10:33
| 夢のプリウォーマーチン
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2023年 01月 12日
ところが…実際に調べたり試奏していくなり、これは難しいかなぁ…と壁にぶつかっていました。 デジマートなどを検索してみると分かりますが、20万前後の“まぁ現実的”な価格で手が届くプリウォーの楽器というのは大体以下の4種になります。 ①カラマズーなどのギブソン傘下or無名ブランドのギブソン系スモールサイズ
それぞれに魅力はあるのですが、ぶっちゃけて言えば…①~④すべて…マッチする音楽がメチャクチャ限定されます。 ギリいけるかな?というのが①のカラマズーなどギブソン系の楽器ですが、昨今の値上がりもあり安い価格帯だと状態がキビしいものが多く、コレクターアイテムとしてはカッコいいのですが”弾くもの”としてはシンドいものが多いです。 ②のアーチトップは見た目のカッコ良さに対し、サウンドは…となることが多い気がしますね…汗。 「アコギのサウンドはトップが決める」と言われるように、あのトップ板の造りではサウンドに限界があるのだと思います(特にマーチンのアーチトップに関してはマーチン社自身が欠陥を認めてたりします)。 ③④は…ビジュアルは最高なのですが、使用頻度と置く場所の問題が大きいですw あとは探してみて再認識したのですが、僕のそもそもの嗜好が“良く鳴る王道でベタにいい楽器”なため、元々ギブソン系は敬遠しがちですし、いわゆるビザールギター的なものへ惹かれることもほとんどないという…苦笑 というわけでプリウォー入手は頓挫した…といいつつ…ですね…【続】 #
by masak0521
| 2023-01-12 10:31
| 夢のプリウォーマーチン
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