by masak0521
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2006年 12月 13日
今日はWAIPというユニットを見に舞浜クラブイクスピアリへ。
初めて行ったけどスッゲー―お洒落で綺麗なハコで意外に広い、まぁ立地も立地だしね(苦笑)。 目黒のブルースアレイ、六本木スウィートベジルなんかのいわゆる『ブルーノート系』お洒落ライブスポット(プチセレブなOLとかが似合う感じね、笑)はひとりで行くとキツい・・・汗。 でも今日は1部構成なのがありがたかった・・・、通常のジャズ系だと2部構成なんで間が手持ちぶさた&店員の『お飲み物&お食事いかがですか攻撃』に晒されるので・・・(苦笑) まぁ演奏始まっちゃえば気にならないんでそれ見越して開演ギリギリに入ったけど。 しかしここライブを見る場所としてはホント最高の環境だわ、音もメッチャいいし。 クルーズプレゼンツってことで社長に半強制的に引っ張られたんだけど(笑)。 いや、でもマジ行って良かった――!!!。 今年一番のライブかも、今テンション上がって寝れねーもん、これ書いちゃってるもん(笑)。 WAIPってユニットは日本を代表するベーシスト後藤次利と、若手の女性サックスプレイヤーklammy(クラミー)の見たまんま親子(or怪しい関係、笑)ってな2人組なんですが。 ジャンルとしてはジャズともちょっと違う感じ・・・、すっごく前衛的な音楽。 基本は打ち込みのループがバックに流れる中でベースがグルーヴを作り、そこにサックスが乗るというサウンド。 これがねーー、とにかくカッコいい。 『好き』とはよく書いてる割に実は初めてメインでやるバンドをフルで見る『後藤次利』。 演奏のオーラ、サウンド、フレーズ、たたずまいそのすべてが最高!!!。 エレキアップライト、クルーズ5弦フレットレス、MTD7弦の3本のベースを駆使するんだけど、フレーズ自体はいわゆるフュージョン系バカテクベーシストに比べたらシンプルだけど、強烈なグルーヴと圧倒的な説得力がひたすらにカッコいい。 なんというか『清原』みたいな印象。 日本人のフュージョン系プレイヤーっていくらバカテクでもなんつーか結局『ジャコ、マーカスじゃん』みたいなトコあるんだけど、この人の場合ずっと日本を土俵とし海外に興味が無いというだけで『ひょっとしてミュージシャンとしてはマーカスより凄いんじゃないか??』と感じるオリジナリティがある。 でも海外でバリバリやるっていうイメージも湧かなくて日本でお山の大将的なのが似合うという、その辺も清原的だなーーと(笑) アンコールでは立ってトレードマークのスペクタ―4弦を弾いてくれるサービス精神とかも最高っす。 音楽的にはリズムがドラムレスのループなのが逆にグルーヴ感を引き立たせてましたね、アルバムだと山木秀夫が叩いててそれもカッコいいんだけど、印象としては打ち込みのループの方がむしろ良いと感じた。 よーするに生ドラムの場合、当然演奏は『ベースのテンションやフレージングに合わせて動く』わけで、もちろんそれがグルーヴや生の面白みを生み出すんですが、逆に打ち込みの場合『ベーシストがいかにテンションを上げようがためて弾こうがリズムは変化しない』。 この『変化しない』ということをプラスに捉えると、生プレイヤーの”熱さ”とループの”冷たさ”がいい感じの対比で、熱い演奏の中に常どこかクールさを残す非常に面白い効果を作り出してるなぁ、と。 もちろんこれはプレイヤーの確固たる実力と個性があっての話なんだけど・・・。 実はここ数年僕自身にずーっとこういう『”打ち込み+生”って感じのやりたいーー』という欲求はあって。 ただ僕自身がめんどくさがりなのでリズムトラック作ったりするまでやる気が起きない、と・・・、だれかそういうの作る趣味の人、一緒にやってくれないかなぁ・・・(苦笑)。 そして最大のポイントはこの手の前衛的なコトやりながら、どこか『ポップ』で飽きないという点。 普通こういうインストはどんなに面白くても、3,4曲で飽きるんだけど、この日は2時間弱あっという間だったからなーーー。 この辺が、おにゃん子、とんねるず他それこそ無数のヒット曲を生み出してきた『J-POPのヒットメーカー』という側面が生きてるんだろうなーー、と妙に納得しました。 ”芸術性を追求しアーティストとしてやりたい事だけをやる”という欲求を決してマスターベーションしないでしっかり一般の客が聞いて楽しめるものに消化してある、この辺が超一流プロデューサーとしての顔なんだよな、多分。 何気にこういう打ち込みベースの前衛インストって多いんだけど、演奏も作曲も一流の人がやるとこうも違うものか、と。 そしてサックスのklammyさん、とりあえず綺麗、凄く、ウン(笑)。 テクニカルな事しないのがいい、シンプルなフレーズをゴリゴリに押してくる感じがカッコいい。 『こんなに手動きますよーー』的な演奏ってある意味じゃダサく感じるから、その辺すっごく華があってお洒落な空気を出してました。 前半は緊張してた感じだけど、ラストの方とかのテンションの高い演奏は引き込まれたしな――、スタイルもいいから演奏してる姿が生えるし。 もちっとフリーのソロとか長くていい気がしたかも、むしろもっと聴きたかった。 その他ボイスをその場でサンプリングしたのをループさせてリズムトラックとして演奏するとかそういう実験的なのが音楽的にハマッてて凄かったなぁ、こういう実験を”やる”のまでは誰でもできるんだけどそれを客に対し成立させるのって実は難しい気がするし。 本来苦手な部類なんで、この手の前衛インストでここまでクルのはなかなかないんだけどハマったなー。 ちょっと打ち込みの機材とかループマシンとか欲しくなってます・・・、んであとフレットレスベースが無駄に欲しい(爆)。 しかしいいライブだったーーー☆☆。 凄く刺激になりました。
by masak0521
| 2006-12-13 02:28
| ライブ(見)
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