昨日はバンドメンバー何人かとあるレーベル(イベンター??)に話を聞きに行く。
凄くいい話を聞けたと思うしとても勉強になった、時に感動する部分もあったし。
んでこれが10代の若いバンドとかだったら、すっげー感銘を受けて盛り上がって”一緒に夢を目指しましょう!!”となるんだろうなぁ。
...という事は分かった(苦笑)。
歳を取る、物を知るっていうのは危険を回避する能力だったり、自分に対するメリット/デメリットを取捨する能力を上げる代わりに、”思い切り”だとか”損得抜きに突っ走る勢い”みたいなもんを奪うんだよなぁ、と当たり前の事をしみじみ考えたりした。
特に僕の場合10代後半~20代前半に皆が”はしか”のように『バンドーー!!、バンドーー!!、プローー!!、プローー!!』となる時期に意外と冷めてたし、バンドをやってると望まずも出会ういわゆる”ギョーカイ系”の人間やイベントを毛嫌いしていた(未だにメッチャ苦手)ために、そういうノリに全く付いていけないところがあったりする。
もっとも歳を重ねても突っ走る感覚を忘れないいい意味での”馬鹿”であり”世間知らず”っていう存在がいて、そういう人が芸術/表現分野では成功するんだろうなぁ、ということは分かるし、そうあれる人は心底羨ましいと思う。
ただし、自分が”ハンパ常識人”であり、そういう存在になれないという事もすごーーく自覚している、というか僕の場合小さい頃からその感覚に薄い人間である(汗)。
んでそういうハンパ常識人が無理して
”馬鹿のフリ”をしている姿ってのはとても醜いという事も知ってしまっている。
となると突っ走れない自分を認めた上で、どーにかあがくしかねーんだよなぁ、これが。
結局は”ヒト”であるというベタな結論に行き着くんだが・・・、んーー難しい。
しっかし
歳とってからかかるはしかは重いってのはホントですな(笑)。