by masak0521
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2010年 05月 31日
昨日はあず関でミューザ川崎前。
何が変わったというわけじゃないんだけど、”なんか良かったんじゃない??”てな感覚のライブ。 元々、自分に自信がないクセにライブだと”カッコつけしぃ”な人間だから、その悪い意味での”硬さ”が僕の演奏で一番いけない部分だったんだけど、それがちょっと解消されたというか、だいぶフラットな感じで臨めたかな、と。 エラいもんでそういう時は写真の表情もいいし、お客さんの反応もいい。 この辺の空気感ってのは本当にストレートに伝わるものだなぁ、と改めて実感。 あとは、こんだけライブだレコーディングだやってて、それに付随したスタジオがあって、そのつど凹んで練習して…と続けてたら、それなりにアコギが上手くなった気はする。 というよりも、先述のように自分に自信がないので自分の実感なんてものはあてにしてないんだけど、最近お客さんだったり一緒にやってる人からだったりにポツポツと「ギター良くなった」てなことを言われるコトがあって、それが伝わってるってコトはまぁ自分の方向性は間違ってないのかな、と。 そうなると欲が出てくるから、さらに練習せねば、みたいな(笑)。 ただし練習、上達に対するモチベーションがポジティブのループの中で起こり始めたってのは凄く大きいかなぁ。 今までは「なんで俺はギターがダメなんだぁ」と凹んだ中で、「少しはマシにならなきゃ」みたいに追い立てられてやるネガティブループの真っ只中だったからなぁ(苦笑) んで最近同世代の楽器屋の店員とかライブハウスのスタッフと話すと同じ感じで盛り上がれるんだけど。 ”楽器って面白いよねぇ~!!!” とつくづく思う。 んでみんな『今”高校生以来”ってな勢いで練習してるんだよ』って言うんだよ。 つか僕自身もそうだけど実際みんな練習してるし。 こうなると演ってても聞いてても音楽が面白くなる。 例えばたまにいる”元プロのバーのマスター”的な激ウマなオッサンの演奏って聞いててまず99%面白く無いんだけど、その理由が今なら良く分かる。 所詮 ”過去の貯金はたいてるだけの演奏” なんだよ。 どれだけテクニックや過去の栄光があろうが、現在進行形の進化を求めてない演奏ってつまんない。 あとはこのオッサンがどんなに上手かろうが、ベックやクラプトンより上手いコトはあり得ないわけで、んで前の日記じゃないけどそのレジェンド達は今も”進歩”を求めて努力してるわけで。 こういうオッサンが「クラプトンはXX年までだよ」みたいなコトを語っちゃってるのを聞くとホント哀れだと思うし。 僕世代前後は、ベックもクラプトンもノスタルジーなく俯瞰で見れる強みもあるし、こういう痛いオッサンを反面教師として見てきたという意味では、これから面白い音楽を作っていけるんじゃないかなという感じはしますね。 と、話がだいぶそれましたが…苦笑。 まぁちょっとのコトで物事が好転するんだとしたら、今はちょっとだけ”いい回り”に動きはじめたのかな、という印象はあります。
by masak0521
| 2010-05-31 00:05
| バンド・音楽全般
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Comments(2)
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by
はっしゃん
at 2010-05-31 21:04
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それは僕も色んな人のライブ観るけど、余りイイ意味でない晩年の人と(苦笑)まだまだノビシロ持って演奏してる人とでは、勢いや熱意とかハートの部分が、バンド全体に観ても如実に演奏に現れますよね~。でもね、あっ終わったな‥この人と思うのも寂しい限りで‥これは好きなミュージシャンだったら特にショックですぜ。尚更にベックやクラプトンは凄いと思うし、それなり売れる事を否定出来ませんしね。そういう意味では永ちゃんも凄いと思います。
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by
masak0521 at 2010-06-01 13:52
>はっしゃん さん
まぁ、その「ノスタルジーヒットステージ」を待ち受けている客がいて、それを享受した上でエンターテイメントとして再現している人達はそれはそれでありだとは思いますが、それが”進化性””芸術性”があるかといえば別問題かな、と・・・苦笑。 永ちゃんとかクラプトンみたいな姿勢は、規模は違えどすべてのミュージシャンの理想形のひとつだとは思いますね。
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