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2010年 02月 10日
音が出る前からジャケットが女性ファンの間で話題騒然となってましたが…
”どこの韓流スターだ”的な、オトコノコにはちょっとレジに持っていくのが恥ずかしいような…苦笑 そんなASKAさんのアルバム「12」が発売になりました。 いや、最近チャゲアス関係、ほとんどこの前置きになるんだけど…。 曲目とか内容を聞いた時は正直… ”オリジナルアルバムじゃなくてまたベストぉ~” とか ”その曲リアレンジするの何回目だよ!?” とか ”こんなにガッツリチャゲアスの曲入れるなら活動休止の意味あるの??” とか まぁそんな印象があったんですよ。 去年のクリスマスライブがボク的にベストな内容という感想じゃなかっただけに尚のコト…ね。 ぶっちゃけ…”TUTAYAで済ますか”とまで考えたんですが。 ”レンタル開始まで待つと来週のライブに間に合わない” というコトに気付きまして、とりあえず買ったんですが…苦笑 と、ここまでがなが~~いマイナスな前置き。 このアルバム… 間違いなくASKAの”ベスト”アルバムです。 そしてそれは代表曲を集めた「ベストセレクション」の”ベスト”ではなく 「ベストクオリティ」の”ベスト” 1曲目のイントロでぶっ飛びました…、これだけで”悪いアルバムなわけが無い”と感じる音。 それにしても前作の「Standard」といい、この音の良さはなんなんだ??、もしかしたら他のCDの音が悪くなってるのか??、サウンドの厚みが全然違うんだよな…。 いや~~、それにしてもサウンドが ”若い” 音を聴くとあのジャケットデザインに納得、サウンドのイメージと”バシっ”と一致します。 この手のベテランのセルフカバー集って大抵は渋く、マニアックになりすぎて大人しい印象になるか、もしくは若手のアレンジャー、DJなんかを起用して逆に歌が浮いたりのどっちかだったりするんだけど、そういう”老けこんだ感”も”無理した感”もなく、自然にかつ新鮮、そしてメチャメチャアグレッシブ。 サウンドメイク自体は澤近泰輔、十川知司っていう、SAY YES前後の全盛期を支えた2人がアレンジャーであり、参加ミュージシャンも若手クラシックギタリスト木村大がゲスト参加した以外は、チャゲアス関係のレギュラーメンバーに今剛、古川望、山木秀夫といったその道の大御所の方々が弾いてるので、特に奇をてらった人選ということもなく。 要するに「ベテラン」「大御所」と呼ばれるような人達は音楽的には全然落ち着いてなくメッチャ”攻めの姿勢”で貪欲である、と。 それを全面に押ししてプレイをさせて、その各プレイヤーの息遣いまでが伝わってくるような生々しいサウンドがとにかくカッコいい!!。 それも薄っぺらい若さではなく、”落ち着き”も”深み”もある若さだからもう無敵(笑)。 そんなサウンドに乗せて1曲目の「Love Song」で 聴いた風な流行にまぎれて 僕の歌が やせつづけている 安い玩具みたいで 君に悪い ひどいもんさ 生きざまぶった 半オンスの拳がうけてる 僕はそれを見ていたよ 横になって ですよ!!!、もうノックアウトですよ!!。 ファンの間では、元々「バンドブームの頃の粗悪なサウンドにアンチテーゼを感じて書いた歌詞」ということは有名ですが。 深みを増したボーカルがさらにこの歌詞に、多くの意味を与えている感じ。 プロモーションビデオが公開されてますが、もっと大きな”愛”について歌を昇華させた感じですね(コメントで話題になったけどちょっとマイケルジャクソンっぽい、笑)。 しかし、歌が”生々しい”。 声の芯というか、声質というよりも表現力の太さが尋常じゃない、本当にどんどん歌が深くなってますね…。 で、まさかのアップテンポ気味にアレンジされた「風のライオン」。 チャゲアス曲の中でもキーが高いことで有名なんだけど、まぁ余裕で出す出す(笑)。 この曲の歌詞を書いた時ってASKAさん、まだ20代なんだよね…今の僕のずっと下なんだよなぁ… 力まかせの喧嘩じゃ負けない それが絵になる少年の日々 どうしたら20代男子にこんな言葉が選べるんだぁ。 んで、割と原曲に忠実にやっている「はじまりはいつも雨」の後の「WALK」が素晴らしい!!。 ”保守層のファンからは絶対に嫌われるアレンジ” をぶっ込んでるトコロが素敵(笑)。 ”やっぱASKAはこうじゃないと”とニヤッとします、こういう棘があっての「はじまりはいつも雨」の柔らかさが引き立つわけです。 ”裏切ってナンボ”、尖った部分がなきゃミュージシャンとは言えないし。 でも一方で全体的に原曲を大切にしてるのも素敵です。 元々のアレンジにあったフレーズとかを裏で小さく鳴らしてたりするから、何度も聞いてると”おおっ”っていう発見があります。 前述の木村大が参加した「伝わりますか」も素晴らしい。 クラシック系の人とやるとちょっとズレを感じたりもするんだけど、オーケストラをバックにアジアツアーまでやってしまったお方なんでそんな心配は皆無。 クラシックギターの音色と共に素晴らしい世界観を創ってます。 あぁ、これだけアコギが上手かったら楽しいだろうなぁ…苦笑。 「恋人はワイン色」「DO YA DO」「天気予報の恋人」の”ロマンチック3部作”(←今僕が名付けました、笑)が丸々入ってるものいいですね。 こういう比喩と洒落とストーリーを併せ持ったラブソングの歌詞を描ける人って他にいないし、最近はASKAさん自身もあんまりこの手の歌詞は書かないから存在自体が貴重な曲かと。 んで、やっぱり15年以上ライブでやってない「DO YA DO」が新鮮でいいですね。 メロディーが素敵ですね、今の歌声、アレンジで聴き直すとその美しさを改めて感じます、歌詞も奇麗。 恋人用の鼓動 いつも鳴らしてた 誰にも気づかれぬよう あいつが君に愛を告げた 君が花を抱えて来た 微笑む僕の顔は 少しだけ… 少しだけ… 死語をあえて使えば、こういう”キザ”な歌詞っていいですよね、歌の中でしか存在しない恋愛みたいな。 あとほのかに感じるバブル臭が素敵(笑)、今の時代背景じゃ生まれないだろう内容ですし。 「PRIDE」と「月が近づけば少しはましだろう」の超代表曲2曲は、もうライブでの感動がセットで刷り込まれてるから、それに対しての温度差をちょっと感じちゃったかなぁ…。 もちろん悪くは無い、というかメチャメチャ良いは良いんですけどね…。 素晴らしすぎるのが「君が愛を語れ」 これもプロモが公開されてますが、ブースを分かれて録ってるところを見ると多分これ本当に一発録りな気がするんだよなぁ。 もうこれは1番Aメロの”山木秀夫×今剛”という往年のフュージョン世代的にいえばパラシュートコンビ(笑)の演奏が素晴らしすぎる!!!。 変な位置にタムが入る”山木節”全開。 ギターも”今剛&狩野良明”の強烈なコンビ、パッと見”仙人とキリスト”ですよ、並んで歩いてたら思わず拝んでしまいそうです(笑)。 実際のプレイも神がかってますしね...。 今剛に触発されて??、狩野さんのギターソロがとんでもないコトになってます、ASKAさんが”どこまで伸びるねん”って感じにロングトーンでシャウトしているトコにブットい音でチョーキング連打で絡んでくるんだけど、もう鳥肌なんてモンじゃない!!!。 これはバンドマンは絶対に見とくべき!!。 オッサンのカッコ良さダダ漏れまくりの歌&演奏、マジで名演中の名演!!!。 ボクの中ではクリームの『クロスロード』とか、パープルの『スモークオンザウォーター』とかそんなのに匹敵する名演!!。 是非このメンツでキャパ500人位の会場でプレミアムライブをやって欲しい、というか真剣に熱望!!!!。 ”1回きり”のメンバーにするには惜しいサウンドだって、チケ代3万位だったら余裕で払うって…苦笑。 そんな演奏に… これから僕等は どうなっちゃうんだろう なんだか大事なこと 伝えられて来たけど なんて歌詞が乗るわけですよ。 元々は湾岸戦争に対しての想いを歌った歌なんだけど、この曲の歌詞は時代が進むにつれ、歌が深くなるにつてどんどん奥行きが出てきますね。 とにかくこのプロモだけは見といて下さい、損はしないです!! 「物事には必ず理由がある」を口癖にするASKAさんですが、聴いてみると今このアルバムが必要な理由がハッキリ伝わって来ますね。 繰り返しになりますが、間違いなくASKAの”ベスト”アルバムと呼ぶに相応しい名盤です。
by masak0521
| 2010-02-10 23:59
| CHAGE&ASKA
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Comments(9)
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はっしゃん
at 2010-02-10 17:48
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今日は久々にsongsでASKAさん観ましょ(^^;)
てか最近地上波で音楽番組良く観るんですが、演奏とかしっかり映して見応え有るんですよね♪楽しみ☆
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MAYUMI
at 2010-02-10 20:53
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こんにちは!
昨日はメールで失礼いたしました。無事に行き先が決まりそうです(笑) 久しぶりのASKAさんネタのブログでニヤニヤしながら読んでしまいました(爆)いや~同感同感!! ほんとに今までで一番ベストなボーカル&サウンドですよね。 いつも、CD買ってもASKAさんのボーカルがここまでクリアで存在感のあるアルバムはなかったと思います。 コーラスもすばらしいし!会報にも「進化を繰り返して今に至るASKAのボーカルで表現された楽曲」って書いてありました。 昨日から10回以上は繰り返して聞いてるかな~。 パソコンで聴いてるので、もっとちゃんとした良い機材で聴けばまた違うんだろうな~。 来週、生ASKAさんだったのに、とても残念です(泣) 23日のチケットこれから探そうかな~(笑う)
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とろん
at 2010-02-11 02:31
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ものすごく久しぶりにコメントするのでこの名前でいいのか忘れましたw
すみません。 じつは「12」試聴会に奇跡的に当たって参加してました。音楽的に細かいことはよくわからないクチですが、その時もたまらなくいい音だなと思いました。まああんな環境で聴いたのでより強く印象に残ったんですが。 その時にディレクター氏が「君・・」は一発録りです」と断言していましたよ。 ところで今日、厚生年金の初日行ってきました。えらいのびのびと歌っておられました。ところどころ初日っぽさも感じられてよかったです。 最後にね~超お楽しみがね~ありましてね~。私、楽日も行くので進化ぶりに期待です。
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あっちゃん
at 2010-02-12 09:19
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自分はリアレンジ賛成派です。素敵なメロディーと歌詞がどんな風に変わるのか、選択肢が増えるのが嬉しい。音の捉え方や声の変化を今までと違う視点でどう表現するか、興味あるし、こういう試みはいつも楽しみです。
今回のリアレンジ、全体的に斬新な感じなんだけど、他であんまり触れられてない「君愛」、masakさんにそこ触れて頂いて嬉しかったです。(お礼ってのも変ですがw)あの、「君の~~~」とギターのソロの絡みがたまりません。コーラスとのビブラのコラボとか、色々発見があって楽しいです。 そしてボーカルに関しては過去の綺麗にから、生々しい(まさしく!)に真っ向挑んだ感じが、逃げも隠れもしない今の俺だって感じw そのライブ感が凄く良いです。 時間があれば第二弾お願いしたけど、、とりあえずオリジナル・・w楽しみです。
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masak0521 at 2010-02-12 10:39
>はっしゃん さん
Songs、ちょっと僕的にビミョーという印象。 せっかくいいアルバム作ったのに、もちっとガッツリとしたパフォーマンスを展開して欲しかったなぁ…。 >MAYUMI さん いやいや、チケ行先が決まったようで良かったです。 ライブ、今回は日によってギタリストの編成が違うんで実はもう一本見たくなってたりするんですが…。 見たコトが無いんで古川望を見てみたい…。 というかライブ、いい感じみたいですよ。 ボクは今情報を”入れない”コトに必死なんですが…苦笑。
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masak0521 at 2010-02-12 10:40
>とろん さん
コメントありがとうございます、名前なんて何でもいいっすよ(笑) 試聴会行ったんですか!!、羨ましい。 いや、Standardといい音の良さは異常ですよ、ホント丁寧に作ってある。 >>「君・・」は一発録り やはり、あの緊張感がたまらねっす、あれは名演です!! ライブも評判いいですねー、でも僕は情報を入れない…以下略(笑)
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masak0521 at 2010-02-12 10:40
>あっちゃん さん
ボクも賛成派というか、単純に面白いですよね。 これがあってオリジナルアレンジにもどるとまた新鮮ですし。 しかし歌上手くなってるよなぁ…「DO YA DO」なんて伝わり方が全然違いますよね。 >>他であんまり触れられてない「君愛」 今は情報をシャットアウト中なんで(笑)、知らないんですがあんま触れられてないんだ… まぁ、パッと聴きはそんなにイジってないですからね。 コレは凄いですよ!!!、本当に!!! あの中盤のロングトーンとか「どこかで繋いでないか?」とか意地悪な聴き方をしていしまいましたよ(笑) >>コーラスとのビブラ 凄いいい聴き方をされますね、って僕が言うのもなんですが。 この曲の大きくかけるビブラートは今までに無かったもののような気がしますね。 それにしてもいいアルバムだ、ウン、あとはオリジナルの新作だ…苦笑。
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MAYUMI
at 2010-02-12 12:43
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私もSONGSでは、「風のライオン」あたりをやってほしかったなぁ~。まぁ、ASKAさんのインタビューは◎でしたが。
今回の「12」は聞いた回数ぶんだけ新しい発見があってスルメのようです(笑)噛めば噛むほど・・・。 十川さんのブログではレコーディングの様子が書かれてあり、今回は、各アレンジャーが「ボーカルディレクション」をしたそうですよ。 ASKAさん自身が歌いたいように歌うのと、ファン目線で「こう歌ってほしい」というアレンジャーとの意見が奇跡のアルバムを完成させたという感じでしょうか。 私も、別の日になんとかLIVEに参加できるようにがんばります。
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masak0521 at 2010-02-12 16:00
>MAYUMIさん
SONGSの内容だとアルバムの良さが伝わらない気がして凄く残念。 はじまりのアレンジも昔のままだったし、Love Songも正直ライブメンバーで演奏が詰まってなかった印象だったんだよなぁ・・・。 そのブログは読みました。 やっぱり歌っている本人は感情的な部分は自分がどれだけ感情を込められているかなんてコトは分からないから、ついピッチとかリズムなんてとこに気がいくんですよ、多分特にASKAさんみたいな超完璧主義者は(苦笑)。 そうすると聴いてる側からしたら「こじんまりとまとまっててつまらない」と感じるようなテイクをOKとしかねないという。 だからその辺の判断を、他人に任せたってのは大正解だと思いますね。 ライブ感がありますよね今回のボーカル、僕は大好きです☆☆。 LIVEは是非に、今情報シャットダウン中なんですが、漏れ聴くだけでもヤバいみたいですよ☆☆
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