by masak0521
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2008年 11月 15日
先週の金曜は元渋公にきてたわけですが、今日はAXにCHAGEのソロツアー『アイシテル』の東京公演を見に。
AXは何気にお初、時間ギリだったのに入り口が分からずに周囲をぐーるぐるすることに(苦笑)、どーでもいいんですが、NHKがあるあの辺りに地下鉄の駅があっていいと思うのは僕だけだろうか。。。 そんなこんなで開演5分前位に到着、客層的にライブハウス慣れしてない人達なんで、若いバンドの時にある開演直前の自分の良位置キープのためのスクリーンアウト合戦も無く、何気にスルスル~っと前の方まで行けたので、ギターアンプ側の結構な良い場所をGET。 てなわけで、今回のソロライブ、サポートメンバーを見た時点で超楽しみになってました☆☆ ==================================== Key:森 俊之 Key:河野圭 Gt:西川進 Gt:山本タカシ Dr:沼澤尚 Ba:沖山優司 Cho:AMAZONS 斉藤久美 大滝裕子 羽田智子 ==================================== 20代後半~40代前半くらいのエンジニアとかレコード会社の人とかに『今の日本人プレイヤーで最強のバンドを作って下さい』と質問したら、ほぼこうなるんじゃないか??、っていう旬な強者揃い。 変な言い方ですが『CHAGEいなくてもAX位ならそこそこ埋まるんじゃね??』ってメンツです(笑)、バックメンバーを知った時からモノスゲー期待してたんだけど、その期待を遥かに上回るサウンドでした。 ちなみにこの日の2階席の前列にはチャゲアスのバックバンドのメンバーがほぼ全員陣取ってたんですが、この人達に演奏はどう映ってるんだろう??、とか思いました(笑)。 てなわけでこのバンドを従えてのライブ、ヒトコトで言うならば『完璧な”ライブ”』でした。 最近のチャゲアス関係のライブは本当に『悔しい』と思うくらいに凄いライブをしますね。 別に凝った演出があるわけじゃない分、歌と演奏だけでここまで人を感動させる音楽が出来るのか??、ということを改めて感じる素敵なライブを味あわせてくれます。 それにしてもCHAGEのライブ巧者っぷりは凄いわ、ホント。 まぁ『”経験”によって磨かれた”天性”』なわけで、もう無敵モードですな。 そして決して安定を求めずに、バンドメンバーの一新、あえて50歳を迎えてオールスタンディングのライブハウスでツアーをやるという挑戦心、素晴らしいわ~。 曲もスタジオ版の音源で聴いてるとちょっと『ベタ過ぎるかなぁ~』ってな印象を受けたりするんだけどそれがライブだと程よい感じにストレートに伝わってきたり、この人は本当にライブ人だな、と。 『CHAGEソロ』とかいうと『曲あるの??』とか『そんなの面白いの~??』とか言ってくる人が多いんだけど、そう言われると『聴きもせず、どれだけ面白いかも知らないでイメージで語る可哀相な人がいるなぁ』という気持ちになる。 まぁ一方でファン的には『自分たちだけが知っている』的な楽しみであり、今回のライブのコンセプトでもある『秘密基地』という表現がピッタリくるのがCHAGEのソロライブ。 そして武道館だろうか東京ドームだろうがどこででも通用するサウンドと内容のライブをAX位のライブハウスで体感出来るというのはこれ以上ないって位の幸せ♪♪ てなわけで以下はネタバレありのライブレポート。 ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ オープニングはバンドメンバーだけがまず出てきて、軽いSE的インストの後でCHAGE登場、アルバムタイトル曲『アイシテル』でスタート。 衣装はトップは白いシャツ、グレーのベストに黒のタキシード風ジャケット、下はブルーのダメージジーンズといういわゆる”外し”のドレスカジュアル、いやーこの人ホントお洒落だわ~。 某隣にいるお方とは大違い。。。苦笑 サウンドのバランスとかリズム隊のビートとかそれ聞いてるだけで自然に笑顔になるようなご機嫌な演奏、シンプルなエイトビートなんだけど少し跳ねる今っぽいお洒落なリズムが素敵。 ワンブロック目の締めでやった『Mr.LIVERPOOL』で文字通りバンドサウンドがひとつの塊として押し寄せてきて自然と涙ぐむ、ミュージシャンにとって”Mr.LIVERPOOL”が指す意味といったらひとつ、そこにプレイヤー総ての意識が統一されたような演奏が素晴らしかったです。 この曲の間奏でドラムロールの上にピアノソロがのる『静』の部分からビートルズの『 I Am The Walrus 』をモチーフにした激しいギターソロが割り込んでくる瞬間は鳥肌たったわ~。 あといまや(色んな意味で、笑)伝説のバンドマルチマックスのデビュー曲『LOVE』、結構ソロライブではやってるんだけど個人的にはど~しても馴染めなかった曲なんだけどこのバンドで生まれ変わりましたね。 沼澤尚にしたらお手のものってな感じの跳ねた極上のグルーヴを刻みます。 てなわけでドラムフェチ的に今回の僕的”裏主役”の沼澤尚。 『現役最強ドラマー』といっても過言ではないのでわ、という感じですが。 前やってたバンドでドラマーを探してた時に、セッションしたドラマーに『好きなドラマーは?』と聞くと本当に口をそろえて『沼澤尚』と答えましたからね~、特に僕世代のドラマーには憧れの的ってな存在ですな。 で、実際に見た感想は、やはり注目されるにはされるだけの理由がある、と。 数々のボーカリストが指名するのも当然っていう素晴らしいドラムですね。 エイトビートでも常に少し跳ねる感じのリズムはアメリカで揉まれてきた人らしい感じで、かつ帰国後に井上陽水や矢野顕子といった達人に鍛えられJ-POPのオイシイところも余さず捉えてくる非の打ち所のないドラミング。 曲によってこまめにスネアを変えたり、前半の落ち着いたセクションと後半のアッパーなパートでシンバルを総とっ変えしたり、こだわりまくった音色も素敵♪♪。 んで、ロックナンバーではブチ切れたビートも披露して、こりゃ売れるわ~カッコいいわ~モテるわ~、と(笑)。 ぶっちゃけると曲によっては『CHAGE押されてない?』という場面すらあった気がしました。。。苦笑。 しかしこの『沼澤+沖山』ってリズム隊は素敵ですわ~、”気持ちのいいグルーヴ”というのはこういうの、というリズムの見本のような演奏。 特にミディアムテンポのいわゆる『跳ねモノ』の曲はこれ以上ないってくらいに極上のリズムを打ち出してました。 モッキンバードのベース一本でクールにグルーヴを作る沖山優司はまさに『職人』という響きがピッタリ。 そんなクールな演奏に乗って前~中盤はミディアム~バラード寄りの曲が多かったのに対して、焦らして、焦らしての後半戦爆発、この出し入れは見事。 『赤いベッド』『クールで行こう! 』『Mr.Jの悲劇は岩より重い』『[7]』『CRIMSON』 と新旧、ソロ/チャゲアス曲織り交ぜてのアップテンポ5連発、いや~~壊れた~~。 んでアッパーとヒトコトでいっても多彩なバリエーションが、ベテランならでわ。 レゲエ調なリズムにノイズギターやダークなキーボードが乗ってカオスな空気を作り出していた『赤いベッド』 正統派ブルースロックってな『クールで行こう! 』 R&B調なパーティーナンバー『Mr.Jの悲劇は岩より重い』 ストレートなパンク『[7]』 オルタナっぽいノイズ満載の『CRIMSON』 と全曲アレンジ的には全く異なりつつも、相反する統一感のある流れを作って、しかも段々と盛り上げ度をアップさせてピークを後ろ2曲に持ってくるような演奏を作り上げてるのが見事。 唯一残念だったのは、前の曲からの勢いを残すために『クールで行こう! 』のアレンジが最初からかなりハードな感じになってたこと。 ここは前半の『静』から、鳥肌ドラムフィルを経て『動』へ変化するところが曲の肝だと思うんだけどなぁ~。 さて、バンド的もうひとつのポイントはリードギターたるリードギター、西川進!!。 オジーオズボーンにランディー・ローズやザック・ワイルドがいるように、マリリン・マンソンにティム・スコールドがいるように、氷室恭介に本田敦がいるようにソロのロックシンガーには右腕たるギタリストが必要なわけです。 そしてCHAGEには西川進。 一時期追っかけのように見にいってたんですけど、僕の好きなミュージシャンのサポートを外れたりが多くて生で見るのは久しぶりだったんですが、いやー改めて凄い。 今回のバンドメンバー、西川進抜きならば豪華なんだけどサウンド的にはある程度想像出来るんですよ、『お洒落でファンキーな大人なロックサウンド』ってな感じ、森俊之プロデュースのバンドだと大抵同じメンツだし。 ところがそこにあのギターが入ることで全く別のバンドに生まれ変わる、サウンドに『意外性』と『狂気』が加わりますね。 特に今回は西川進以外は全く動かずに板付きで演奏してたんで、文字通りCHAGEとツートップでしたね、ギターソロになるとステージ前に走り出てきてギュインギュインと極上のブチ切れたプレイをかましてくれる姿はひたすらにカッコいい。 サウンド的にも、ディレイや空間エフェクトを駆使したノイジーなプレイが時に前面に、時に隠し味となりバンドの軸となってました。 特に『[7]』の大サビ前の間奏でのギターノイズとドラムの乱打のコンビネーションによる極上の爆音は脳みそをグルングルンとシェイク、そのまま『CRIMSON』までトリップしてましたね。 いや~、踊り狂った~。 基本ライブを見に行ってもいわゆる”振り”的なことには参加しないで、棒立ちな人間なんですけど、ああいう演奏に対してはもう体が勝手に動きます。 観客の平均年齢が40歳に届こうかという中であえてスタンディングのライブハウスを選んだ理由が分かります、開演前は『2時間立ってろっていうの~』などとブーたれてたオバサマ方もこの”若々しい”ブッ飛んだ演奏で若返ってましたね(笑) アンコールでは何とサングラスなしで登場し、ウクレレ一本で『ふたりの愛ランド』を客席とデュエットし、それだけかと思いきや、一生ライブで聴くことはないだろうなーと思っていたチャゲアス初期のナンバー『誘惑のベルが鳴る』をやったりと、持ち前のサービス精神を遺憾なく発揮。 最後は定番中の定番『Windy Road』で紙飛行機が舞って大演壇。 でも良く考えると3大CHAGE曲とも言うべき『終章』『ロマンシングヤード』『NとLの野球帽』を総て外してるんだよな、これが逆に新鮮な雰囲気に繋がってたと思います。 2時間半近くやってたんだけど文字通り”あっという間”。 音楽って凄いわー、と改めて思える本当に本当に素敵なライブでした。 最後にひとつの懸念が。。。 今日の完璧なライブ内容や、来年の春にASKAがソロツアーを入れたという情報モロモロを考えてはたして来年無事に30周年で『CHAGE&ASKA』として合流してくれるのかなぁ。。。と(苦笑)。 なんとなくドーム規模で2、3本記念イベントやって、そのまま無期限停止っていうサザンパターンな予感が。。。汗。 *セットリスト 1.アイシテル 2.BOYS LIFE 3.LOVE 4.Mr.LIVERPOOL 5.マシュマロ 6.SOME DAY 7.RAINY BLUES 8.夜のイキモノ 9.蛍 10.waltz 11.トウキョータワー 12.赤いベッド 13.クールで行こう! 14.Mr.Jの悲劇は岩より重い 15.[7] 16.CRIMSON 17.永遠の謎 18.ふたりの愛ランド 19.誘惑のベルが鳴る 20.Windy Road
by masak0521
| 2008-11-15 01:41
| CHAGE&ASKA
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Comments(4)
Commented
by
ます
at 2008-11-15 12:50
x
せきさんのテンションの高さに驚愕!
そんなにいいんですか。今度アルバム借りてみよう。 あと、エフェクターって、BOSSを離れると、恐ろしいほど広い世界でした。 お金たまったんでフジゲンのストラトかいます。
0
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masak0521 at 2008-11-16 00:46
いや、この人のライブはホント凄いのよ。
ただしあくまで”ライブ人”なので、CDは売れないという(爆)。 俺自身CDだと1回聞いたらその後スキップな曲が沢山あるし(苦笑) チャゲソロのアルバムは、若い子には最新作『アイシテル』よりもひとつ前の『2nd』って方がバラエティーに富んでて派手なサウンドなんでオススメかもです。
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Love Affair
at 2008-11-16 13:20
x
こんにちは。
CHAGEのソロライブそんなにすばらしかったですか。 自分は今回のアルバム正直今ひとつピンとこなかったんでライブは参加せずだったんですが、盛り上がりポイントの曲を見るとちょっと参加すればよかったなぁ・・・と。 来年のASKAソロバンドツアーは7月までには終わるようですから、8月に大きいところで一発やって長期ソロっぽいですね。 その一発もなさそうな発言をASKAがしていたらしいですが。。。
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masak0521 at 2008-11-18 00:51
> Love Affair さん
アルバム自体は落ち着いた大人のロックって感じで派手さはなかったですからね。 ライブ自体も前半はアルバムの色を、後半は旧曲を交えてのパーティーみたいな実質の2部構成でしたね。 やっぱりね、アリーナ、ドームクラスのメンツのライブをライブハウスで見ると、自分が音楽やってる同じ土俵と言う事もありその凄さがリアルに伝わってきますよ。 チャゲアスは、素人目に外から見ててもふたりの方向性があまりに違うんで、義理とかお金のためにやるなら無理に30周年やらなくてもいいんじゃね??、その方がふたりらしいんじゃ??、と個人的に思ってたりもします。
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