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■活動 『福岡麻央』 ※本格派シンガーであり素敵なソングライター、予定の合う限りライブでギター弾いてます。 ちなみにホムペも作成 ■リンク afro-tsukima 様 はやっさん 様 ひろぽぽ 様 森田勝里 様 katzu32 様 tee 様 mellencamp 様 もねぱぱ 様 tatamix 様 長屋五右衛門 様 あずさ 様 Bakarasche 様 ■ちょっと便利なリンク集 全国楽器屋リンク集 都内ライブハウスリンク集 ■おすすめの楽器屋 hoochies walkin strato crazy ※メールはこちら 最新のコメント
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2008年 10月 27日
ここのブログではお馴染み、後藤次利さんとklammyさんのユニット『WAIP』のセカンドアルバム。
楽器フェアの時にklammyさんから直に買い、『ブログで感想楽しみにしてます~』と素敵な笑顔で言われてしまっているので、悪いコトを書けるわけが無い(笑)。 というわけで逆に言うと『気に入らなかったらどうしよう。。。』という心配がちょっとあったんですが。。。 まったくの杞憂 でした。 ユニットとして1stからもの凄い勢いで進化してますね。 ざっくりと言うと1stの時点では『後藤次利がプロデュースしたSAXプレーヤーのアルバム』という空気感があったんですが、この2ndアルバムでは”『WAIP』というユニットそのもの”としか言いようのないものになってます。 これは音楽的なところでもそうで1stで『ジャンルは??』と聞かれたら、まぁ『クラブジャズとか打ち込みを駆使したフュージョン』といった感じに例えられたんですが、この2ndアルバムの『ジャンルは??』と聞かれるとものすご~~~く困る。 それは多分”WAIP”という唯一無二の音楽である証拠なんだと。 1stで感じた、あらゆるジャンルのポップミュージックを知り尽くしたプロデューサー『後藤次利』が、そこで培った文法、ノウハウを避けあくまで新しいところを目指し、かつそれをマニアックなものにせずあくまで”ポップ”に仕上げる、というWAIPのコンセプト的なものがこの2ndではさらに深いところにいってます。 まず一番明確な1stとの違いが、オールインストからボーカル入りの曲が半分位になりました。 ライブではボーカル音をサンプリングしたのをループさせてオケとして使ったりしてたんで、2ndでボーカルが入るのはある程度予想できたんですが、フュージョンで良くあるいわゆる『ヴォイス』的な使い方が主になると思ってたんで、結構な割合で”歌”が入ってるのにはちょっと意外な感じを受けました。 この辺も実は結構勇気がいるところだと思うんですけどね。 次利さんには当然『数々のヒット曲の作曲家』というイメージもあるわけで下手すると悪い意味でポップス化するし、インストバンドが安易にボーカルに手を出して痛い目にあってるアルバムはそれこそ無数にあるわけで(苦笑)。 ここをギリギリの線でプラスに持って行ってるのは流石、klammyさんの澄んだ歌声が全体に新鮮なイメージを作ってます。 というわけで曲ごとの感想。 1.記憶の素粒子 ミディアムテンポの気持ちいいリズムに素敵なSAXのフレーズがきて、その後にklammyさんの歌が。。。 って。。。歌ぁ!? 思わずプレイヤーに入れたCDを間違えたかと思ってしまう位自然にサラッと歌が入ってきまして、前述のように1stはオールインストだったんで、初めて聞いた時は上記みたいなツッコみが入るわけです(笑)。 でも多分これ作者側の狙いにハマった気がしますね~、1stの1曲目がヘヴィな曲だったんで尚のことそのギャップにニヤっとさせられます。 ギターやコード感のある音をオケにほとんど入れてないのに全体の音像に広がりを感じるのはベースのフレージングと音の素晴らしさですね。 全編通して言えることですが、音が結構沢山あるように感じるんだけど良く聞くとほとんどをベースのフレージングでカバーしてるというのはこのユニットのポイントのひとつです。 2.愚弄 1曲目で意表をついておいて、2曲目に1stの流れ的に”WAIPらしい”インスト曲、僕の記憶が正しければライブで披露済みの曲。 耳に残るベースのリフをループさせてそこにサックスのフレーズが乗る凄くクールな曲、良く聞いてるとリズムトラックの中で薄く鳴ってる音が凄くカッコよかったりとこの辺のこだわりとセンスはやっぱり深いですね。 『愚弄』ってタイトルがいいです。 3.water color で、3曲目にはエスニック風??のリズムが、知識がないのでなんと表現していいか解りませんが非常に面白いリズムパターンの曲。 そこに浮遊する感じのボーカルが素敵、この曲は歌と歌詞が良いですね~。 アルバムのライナーにも書いてありましたが、この2ndの空気感を象徴する曲だと思います。 4.doobu doobu なんと読むんでしょうか??、『どぅーぶ どぅーぶ』??(笑)。 次利節全開 な曲です、とにかくベースが凄い。 クールな跳ねたリズムとサックスのフレーズの裏で豪快にランニングするベースがひたすらにカッコいい、スライドさせた時の感じとかビブラートとかどこを切っても”次利印”な1曲。 僕の持論として『男は死ぬまで子どもであり、女は物心付いた時から大人である』というのがあるんですが、この曲のワイルドでやんちゃなベースとクールなサックスの対比を聞いてて、『子どもの大人』と『大人な子ども』ってなふたりの画が浮かびました(笑) 5.cloudy このアルバムで一番の好きなポイントのひとつが、この曲の静かな導入部から段々とボイス、ベースと音が増えていき、最後にサックスが入ってそれを追いかけるようにリズムトラックが入ってくるところ、この瞬間が最高にクール!!。 思わずここまでを繰り返して聞いてしまうくらいスリリングでカッコいい。 アルバム全体を通して言えることですが、特に中盤3~5曲目位のリズムトラックのカッコよさヤバいっす。 あとこの曲は良く聞いてると規則的に入っている、何かの泣き声のようなスクラッチ音??、が1回耳に付くと離れなくなって、なかなか病み付きになります。 こういう仕掛けは遊び心を感じていいですね。 6.驟雨 ピアノ的な??(知識不足で上手い表現が見つからないぃぃ)ベースの和音弾きのイントロから、ひたすらに美しいメロディーが乗るミディアムバラード。 一瞬『次利さんの昔のヒット曲のカバーなのかな??』と感じるくらい、このアルバムではシンプルなメロディーの曲。 そしてこの曲 サックスが素晴らしすぎるぅ~~!!! なんて切ない音、切ない歌い方なんでしょう。。。 人生で今まで聞いた『サックス』という楽器の演奏で一番感動したかもしれない、いや、確実に一番感動した。 聴いていて自然と涙が流れる、それ位素晴らしい演奏。 klammyさん、いやklammy様、素敵過ぎです(笑)。 『この曲を早く生で聴きに行きたい』と思わせます、ライブが待ち遠しくなりますね。 ちなみに、この曲に関してはあまりにサックスが素晴らしすぎて、中間のベースの展開部とかベースソロとか『いらないかなぁ。。。』とちょっと思ってしまったのは秘密です。。。苦笑。 話は逸れますが全体を通して”サックスプレイヤー”のアルバムで、良くあるスケールを『ピロピロピロピロ~~』っと駆け上がって、最後に高音域で『パァ~~』ってヤツを一度もやってないというのは実は物凄く画期的なことだと思います。 7.addict この曲も既にライブで演奏してますね。 ボイスのサンプリングをループさせてリズムの替わりのオケに使ってます(とはいえこれは生で見ないとちょっと面白さが伝わり難いっすけど、苦笑) エフェクトをかましたぶっ飛んだ変態ベースソロとかもありアルバムで一番前衛的かつ実験的な曲、1曲前の美しい曲・演奏からのギャップがユニットの振り幅の広さを感じますね。 メインのベースリフがカッコいいです。 8.wish この曲のみライブ音源。 スタジオの音源も演奏に勢いがありとても”ライブっぽく”、んで演奏が上手いのでライブでもスタジオと同クオリティ(というかある意味じゃそれ以上で)で再現出来るので、前後の観客の拍手がなければライブ音源と解らないかもです。 で、しばらく聴いててふと『あっ、この曲オケないんだ』と気付くみたいな(笑)。 やっぱりこういう超一流の方のタイム感は全然違いますね、ベースの和音弾きのフレージングとあいまって”打楽器の無さ”と”演奏の薄さ”を全く感じさせません。 フリーのベースソロ後にテーマのフレーズに復帰してくる瞬間がスリリングでカッコいいです。 しかしklammyさんのサックスの”歌わせっぷり”は凄いです、ハイ。 9.The night landing おぉ、普通の歌だ(笑) ボーナストラックを除くと最後の曲は、以前のソロアルバムに入っていた曲のセルフカバー(だそうです、汗)。 あれですね、勝手な想像ですがこの曲は映画で本編が終わってエンドロールが流れる主題歌をイメージしますね。 当たり前ですがいい曲ですねー、基本J-POP好きとしてはこういう次利さんの普通の曲??もモチロン好みです(笑)。 klammyさんの素直で透き通った声が素敵、そして間奏&アウトロのサックスはさらに素敵☆☆。 『ベタな事は極力避ける』ユニット的に封印しているであろう”掛け合い”が最後の最後で登場します『SAXを受けてベースソロ4小節ずつ』と短いですが、その短さの中にギュっと詰まった美しい演奏が素晴らしい、『もう少し聴きたい~~』と余韻を残して終わります。 ドラムソロとギターの掛け合いを嫌ったビートルズが『アビーロード』で遠慮がちに最後の最後でやったってのを思い出させますね、この奥ゆかしい感じがまたいいです。 10.midnight call おぉ、普通のフュージョンだぁ(笑) ボーナストラックはラジオ番組のテーマとして作曲した曲だそうです、確かにそれっぽい爽やかな分かりやすいメロディーの曲、バッキングのミュートしたエレキギターとかヒジョーにラジオ番組の主題歌っぽい(笑)。 これも緊張感のあるライブ本編を終えた後のアンコールみたいな感じでいいですね♪♪ んでこの曲、多分放送で使われてないところで結構ムチャしてます。 中盤でボイスが入ってきたり、ベースソロが思いっきりぶっ飛んでたり(ひょっとしたらデモで弾いたのそのまんまなんじゃ。。。という良くも悪くも荒い演奏、苦笑)とメインテーマ以外のところで遊んでるのが伝わってきて面白いです。 ということで、いやーーこんなに真剣にCD聞いたのいつ振りだ??という位聞き込みましたね~~。 友達や知り合いのバンドならともかく、全然上のフィールドの方の作品を『作った本人が読む』と分かった上で感想を書くというのは緊張しまっせ(汗)。 まぁ賞賛だけで終わってもと思うのでいくつか重箱の隅を。。。 まず1stにあったヘヴィさとかアッパーな感じとかがちょっと薄れたというところはちょこっとだけ残念かな。。。 やっぱ”分かりやすいドロドロ感”(変な表現だぁ、笑)とか、逆にストレートにノレる曲は書き手としては特に面白くもないというのは分かりつつ ”イチ客・イチリスナー”としては無くなると寂しいなぁ、というところはあり。 他にはその”もうちょっと欲しい感”が魅力というのも分かりつつ、圧倒的に存在感と説得力、なにより音の”歌心”が増しているだけに、klammyさんのサックスをガッツリと聴ける曲があと1曲位欲しいかなぁとは思いましたね。 あととりあえずまたライブが見たいです、よろしくお願いします(笑) 『何回聴いても飽きない』『聴くほどに発見がある』ということはこれ書いてる間に実証しました(笑)。 『新しいものへの意欲』と『変わらない美しい音楽』が同居した素晴らしいアルバムです、是非お聞き下さい☆☆。 ![]()
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